pic5
むし歯治療

虫歯は急に進行するわけではなく、長い年月をかけて徐々に進行していきます。
ごく初期の段階(C0=経過観察)を過ぎてしまうと悪化の一途をたどります。
歯は一度悪くなってしまうと、もとの状態には戻らないという認識が大切です。
歯科医院では、虫歯の進行状況にあわせて治療内容も大きく変わります。
8

CO:経過観察

しっかりとした処置をすることで削らずに自然治癒(再石灰化)させることが可能です。

C1:エナメル質が溶け表面に穴があいている状態

虫歯の初期段階であるC1になると、治療が必要になりますが、虫歯を削りレジン(プラスチック)を詰め、数回の治療で終えることができます。

C2:穴が象牙質にまで拡大している状態

冷たいものを飲むことで歯に違和感を覚えるのは、C2の段階です。
この段階までであれば、歯を削る量は可能な限り少なくすることができます。
また、治療回数も数回程度と短期間で終えることが可能です。
この段階までであれば治療は短期間で終わります。しかし、C3以降になると話が大きくかわってきます。

C3:歯がかなり失われている状態

C2の時よりも痛みの自覚症状が強くなります。C3以降の治療は、虫歯が神経に到達しているため、神経を除去する治療が必要になります。そして、神経除去後は歯が非常にもろくなりますので、クラウンなどの「かぶせもの」を装着することになります。治療回数はかかります。
 
神経除去治療は根気のいる治療になります。治療期間も長くなります。
つまり、痛い治療が嫌だからといって、治療を先のばしにしていると大きな痛みと長い治療期間という、まさに一番嫌な状況に陥ってしまいます。

C4:歯の根しか残っていない状態

残念ながら、ここまできてしまった歯は基本的に残すことができません。
しかし、周囲の骨、歯の根の状況などによっては歯を残す治療も可能となることもあります。まずはご相談下さい。
 
※C4まで進んでしまった場合は、嘘のように「痛み」がなくなります。
痛みがなくなったので「歯医者にいかなくてもいいや」と考える方が多いかと思います
が、その考えは非常に危険です。痛みがなくなったのは神経(歯髄)が死んで歯が腐ってしまったからです。細菌はその間にも徐々に進行しています。そのまま放置した場合、最悪「顎骨骨髄炎」や「口底蜂窩識炎」といった命にかかわる棒気を引き起こすことがあります。
※抜歯した後の対処法としましてはインプラント入れ歯をご覧ください。

当院で使用している「ドッグベストセメント」

当院ではなるべく歯の神経をのこすことを大切にしております。そのためドッグベストセメントを多くの方に積極的に使用しています。

ドックベストセメント治療の特徴
ドッグベストセメント治療は神経を保存出来る可能性が高くなる!ドックベストセメント治療は、ドックベストセメントの鉄(Fe)イオンと銅(Cu)イオンのコンビネーションによる殺菌力により、虫歯菌を無菌化します。そうすることによって神経をとらなくて済む可能性が高くなります。
7
虫歯予防のために・・・

虫歯を削り、金属の詰め物・かぶせ物をすれば、以前よりも歯が強くなった感じがしますよね。
しかし、残念ながら、歯は削れば削るほど弱くなっていきます。
言い換えると、治療をすればするほど虫歯の再発リスクは高くなります。
せっかく治療した歯なのだから長く、快適に活用したいですよね!
そのためには、定期的に歯科医院でのメインテナンスが非常に効果的です。
詳しくは予防歯科を参照ください。

診療科目一覧
ODAWARA DENTAL CLINIC/小田原歯科医院
ご予約 TEL.055-225-5883
山梨県甲府市宝1丁目11-25
→ アクセスマップ
午前
9:00〜
12:00
× 〜14:00 ×
午後
14:00〜
20:00
× × ×